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病院で治療する
病院で行われている強迫性障害の治療法で主流となっているのは、
薬物療法と認知行動療法です。
しかし、これらの治療法を行っている医療機関はまだ少ないようです。
治療が可能な病院は、お近くの
- 精神科
- 精神神経科
- 心療内科
に相談してみたり、もしくは精神保健福祉センターに問い合わせて探してください。
基本的に強迫性障害の病院での治療は通院しながら行いますが、
重度になると入院しなければならないケースもあります。
うつ病を併発していたり、家族への巻き込み行動が激しかったりするなど
日常生活に支障をきたす場合です。
病院では薬物療法・認知行動療法を行う前に心理教育から始めていきます。
強迫性障害は、薬を飲んだり医師のいうことを聞いているだけで治るものではないので、
まずは本人や家族の症状に対する理解を深めて意識を変えていくのが大事なのです。
心理教育のメリット
心理教育を行うことによって、その後の治療がスムーズに進みます。
自分の症状を医師に説明して、どれが強迫症状なのかをまず明確にしていきます。
強迫性障害の特性について理解しておくと、症状をすぐに自覚できるようになるので
強迫行為が定着してしまうのを防げます。
不安になったとしても実際に危険は起こらないこと、
ほどほどの感覚を失ってしまっていることが説得できれば症状は軽くなります。
この心理教育の考え方は治療が成功したあとでも再発を防ぐために役立ちます。
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