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強迫性障害は治るのか
強迫性障害は治るものなのかというと、薬物治療や行動療法で改善はできますが
根本から解決するには自分しだいで決まってきます。
本当に治したいという気持ちがあれば、努力しだいで何とかなってしまうこともあります。
なかには長い時間が経過するうちに自然に治ったという人もいます。
病院の治療で改善する人もいれば、逆に症状が悪化してしまう人もいます。
このように強迫性障害は厄介なものに思えますが、うまく付き合っていくことは可能です。
全く強迫観念が無いと危険
強迫観念は多かれ少なかれ誰でも持っているもので、
自分をあらゆる危険から防衛するためには必要な観念であるといえます。
なのでまったく強迫観念が無いというのも問題になるのです。
強迫性障害を障害と捉えると治るかどうかに
こだわって抜け出せなくなるかもしれません。
強迫症状は性格の一部であるという捉え方をすれば楽になります。
行動に時間がかかるなら、
効率的なやり方を考えるなど焦らずに工夫していきましょう。
ときには気が済むまで強迫行為を思いっきりやってみると
その後はまったく気にならなくなったというケースもあります。
軽度の症状なら考え方しだいで普通の生活を送ることも不可能ではありませんが、
日常生活に支障をきたすほどの症状の場合は、
医療機関や家族の力借りることも必要になるでしょう。
生活に大きく支障が出なくなってきたら、あとは症状を意識しないことが大事です。
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